鳥海山の固有種“チョウカイアザミ”(賽ノ河原~御浜~扇子森)
■日時:2011年8月5日(金)
■場所:山形県(秋田県) 鳥海山(新山2,236m)
■行程:仙台5:00⇒東北道~山形道~鳥海ブルーライン鉾立駐車場8:00⇒象潟口~御浜10:00⇒外輪~新山14:30⇒千蛇谷~鉾立駐車場19:00
■メンバー:山下、山下母
■今年は2月(I LOVE 鳥海山テレマークスキー2011in天主森)から足を運んでいる“ラブリィ鳥海山”10数回訪れている愛しの山ですが今回は久々に私の山の師匠でもある母親と、日の長い夏山ならではの“鳥海山ロングステイのんびり登山”を楽しんできました!
■当日は裾野から山頂までくっきりと視認できる程の快晴!鳥海山やっぱかっこ良すぎます…
日本海にまで裾野を伸ばす山麓の周囲は約120km 言わずと知れた東北最大の独立峰
■今回の登山口は鳥海ブルーライン最高地点の鉾立(標高1,150m)にある象潟口より。
“奈曽渓谷”と左に“稲倉岳”遥かその先に鳥海山
■この季節、賽ノ河原手前~御浜間はお花街道に♪
沢沿いの斜面に咲くニッコウキスゲとチングルマ(画像はすべてクリックで拡大します)
ヨツバシオガマ
綿毛になったチングルマ(近い距離でチングルマの変化が混生してます)
ハクサンフウロ
ハクサンシャジン
ミヤマホツツジ
ダイモンジソウ
■御浜は鳥海湖を見下ろし、遠く月山を望める開放的な場所。多くのハイカーがここを最高地点とし、お弁当を食べて下山していきます。何時までも居たくなる爽やかで心地いいお気に入りの場所です!(通常は鉾立より約2時間程で来れます)
眼下に鳥海湖、遥か正面に月山(1,984m)を望む
笙ヶ岳と鍋森を背景に雪渓の残る御浜南東斜面
扇子森より、千蛇谷から湧き上がり上空で巻くガスが迫力!そのふちの外輪を目指す
■外輪の登山道沿いにも多くのお花が咲いています♪
イワギキョウ
イワブクロ
鳥海山の固有種“チョウカイフスマ”
■伏拝岳手前よりパノラマの絶景!日本海と笙ヶ岳、外輪の踏んできた登山道を望む。
■伏拝岳より正面に大物忌神社、左上に鳥海山最高峰“新山(2,236m)”と雪渓上部に外輪最高峰“七高山(2,230m)”
■今回は七高山へは行かず、行者岳より千蛇谷へ。
千蛇谷へは七高山直下のルートよりこちらからのほうが比較的安全です
“千蛇谷”の名の由来はその昔、噴火時に発生した火砕流が谷を日本海に向かって流れ込む光景が、大蛇に見えたからとか…色々な説があるようです
目線の岩壁沿いにお花も沢山咲いてますが落石に注意しながら通過
■13:40無事大物忌神社到着!ここで微妙な冷え感のコーラと“御朱印”をいただき中休憩…
■穏やかな天気なので中休憩後、神社を中心とする周遊ルート左側から新山へ!
なかなかの高度感です
高所恐怖症の方は神社右側のルートを行きましょう
オニヤンマとオークリー“ジョウボーン”のコラボ
この火山ドームの割れ目を越えれば山頂はすぐそこ
山頂直下より振り返るとこんな感じです
新山直下、ここは見ためよりも登り易いですが慎重に
■14:30鳥海山最高峰“新山”2,236m無事登頂!
山頂にて母と
山頂からのパノラマビュー 外輪行者岳、伏拝岳方面
外輪最高峰“七高山”2,230m
秋田県にかほ市方面
■滅多にない穏やかな山頂は居心地が良く、何時までも居たくなりましたが小休止の後下山。帰りは千蛇谷から往路を辿ります。
登山中に巻きあがっていたガスも消えかけ見通しはGOOD!
アオノツガザクラが群生してました♪
千蛇谷にはまだ大きな雪渓が残ります、落石多発地帯の為注意し下山
ここを渡れば七五三掛(しめかけ)分岐までの登り
谷から外輪への登りをえて往路へ
西日に陰る笙ヶ岳(右奥)と水鏡の鳥海湖
サンセットの下山、光る日本海と飛島 御浜より
日本海に沈む夕日 それでもペースはのんびり…
19:00鉾立駐車場へ無事下山!
帰りも鳥海山は暖かく見送ってくれました
I LOVE 鳥海山、また秋の紅葉の季節に訪れたいと思います♪
おしまい
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